ジアルジア検査
2012 / 01 / 14 ( Sat ) 12:00:00
動物には、いろんな寄生虫がいます。
寄生虫の検査にも、いろんな検査があります。
今日は、その中の一つ ジアルジアの検査について書きます。

ジアルジアは、犬や猫のおなかの中に寄生する虫なのですが、いわゆる回虫のようにニョロニョロの虫ではありません。
原虫と言って、目には見えない、とても小さな虫です。
顕微鏡でしか確認できない小さいやつなんですが、下痢を起こす悪党です(笑)。

今までは、ジアルジアは、便を直接採って顕微鏡で見たり、希釈液を作ってその中から虫を集めて染色してみたりと言う検査が主流でした。
しかし、その検査では、見つけられないことも多かったのです。
潜在的な感染が多くいるとは、言われていました。


ついに、去年の春、画期的な検査が出ました。
少量の糞便を採取して、検査キットにかけます。
しばらく待つと、判定できます。

右が、判定キット。
左が、採取した糞便から検査用液を作ったところ。

陰性だと、青丸は上の一つだけです。
この子は、右にも○が付いているので、陽性です。
 ☆ちなみに、この子は、良便で健康状態も全く問題ない子でした。
しかし、検出されました!


感度95%
特異性99%なので、まず陽性と考えられます。
陰性である確率は1%未満と言う事。
そして、感度が95%と言う事は、陰性で出た子の中でも陽性の子が、全くいないわけではありません。
これは、どの検査でも、それぞれの感度と特異性があり、目的により調整されます。

ということで、とまあ、小難しい話をしたのですが、これで引っかかってきたら、まず陽性と考えましょう。
ですが、感染していないことを確認する検査ではなく、感染している子を摘発する検査なのです。
(日本語をうまく解釈しないと、理解しにくいと思います)

もし、してみたいなと言う場合は、当院で出来ます。
ただし、集中すると、検査キットが欠品する可能性がありますので、事前にご連絡いただけると確実かもしれませんね。

学術データーの中では、下痢をしている症例で見つからなかった例もあります。
体調不良の時のみの検査と言うより、健康診断がてら、するのも良いと思います。

今まで検査したことのない子。
ペットショップやブリーダーさん、もしくは、新しく犬や猫をお迎えした時は、検査してみてもいいかもしれませんね。
潜伏感染していて、他のお友達に知らないうちにうつしていたなんて事になったら、悲しいですよね。

おしりに、検査専用の綿棒を入れさせてもらうだけで簡単にできますよ♪



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