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右手が・・・。
2010 / 10 / 21 ( Thu ) 15:48:07
ドジしました。
居候犬(ペットではなく、事情があって病院に来た犬)に、不覚にもやられました。
獣医師としては、恥ずべき事です。

自分で言うのもなんですが、結構逃げるのも、予想するのも上手い方で、他の先生方と比べて、大きな怪我はしたことがあまりなかったのですが・・・。
今回の痛みは、獣医師人生の中で、最大級でした。
(学生時代の骨折は別として。)


コロは、皮膚が弱い子なので、秋になって、耳の炎症が強そうで、パタパタ痒そうにしていて・・・。
危ない子(ケガ人続出で、現在、私と父しかケージから出すことが出来ない)であることはわかっているので、用心して、耳の中をのぞいたのですが、気にくわなかったよう。
というか、超ビビリマンなんですよね。
痛い事されるかと勘違いして、やられる前にやっちまえって。

がぶっと右腕の手根関節の上を咬まれ、ぶるんぶるんと、振り回されました

咬み傷は、さほどの痛みでは無いのですが、とは言っても、縫合してもらっています
それ以上に、関節痛の方がひどくて、傷の痛みがへっちゃらレベルです。
なので、どれくらいの痛みか想像つく?いや、つかないですよね。

はぁ~。
咬まれた瞬間は、食い付いて離さないし。
引っ張ると大けがするなって、一瞬で思ったので、そのまま振られてしまった。
痛くて痛くて仕方なかったのですが、引っこ抜けなくて。
だから、傷は思いの外、裂けずに、横方向ではなく、下方向の大穴で収まった。
その間、1分以上はあったと思う。
痛みに耐えながら。

神経や血管が切れたかな?って思うくらい、強烈に。
15kgクラスの犬なので、力が強いんです。
噛み方も知らないし、無茶苦茶なんです。
社会化を全くされていないので、嫌だと言うことを人に伝えるのがうまくできない子なのです。

離してくれたなと思った後も、案の定、おしりに向かって攻撃してくる始末。
私は袋小路の所にいたので、逃げ道もなかったのですが、何とかかわせました。
彼の次の行動を、予想していたので。
その後、とにかく、正気に戻ってもらうように、冷静に対応して。

だから、この仕事、あまり鈍くさいと無理ですね。
ほどほどの運動神経をもっていないと、もっと大けがになる。
そして、状況に応じた、とっさの判断が必要。


激痛にもだえながら、痛みを抑えようと、ドッグランの水道で手を冷やしていたら、「あ~血が出ている・・・。」
私は、骨折も経験しているからわかるのですが、痛みって、後の方がだんだん感じてきますよね。
はじめは、ショック状態だから、痛みがわかりにくいんですよ。
でも、体が冷静になると、脳が痛みを教え始めます。

数分後、クラクラし始めました。
目の前に星がチカチカ
立ちくらみのような血圧低下の症状。

咬まれている最中、犬がすごい声を出していたのに・・・、誰も気づいてくれなかった
でも、逆にそれが良かったのかも???
みんなで大騒ぎしていたら、もっと興奮して、ケガの範囲も増えていたかもしれないから。
(プラス思考で考えよう。)

冷静を装って、病院内に入って、犬のケージに置き、「痛みで、手が動かないから、(人間の)病院に行ってくる。」その言葉で何があったか、やっとわかってくれたよう。
傷くらいだったら応急処置をして、(人間の)病院に行くのは、お昼休みの時間でも良かった。
でも、手が全く動かない。
これは痛み止めをもらわなくては・・・と、病院を開けっぱなしにして、看護師さんに留守番してもらい、朝一番の受付で診察してもらった。
咬まれた直後、私の顔は、唇は真っ青になっていたそうです。
すごいショック状態と低血圧だったのでしょう。
めまいを覚えながら、車を運転し、病院に行きました。

病院に到着し、レントゲンも撮ってもらいましたが、骨に異常は無し。
でも、強い関節痛で・・・。
待っているときも、気分が悪かったです。

先生「ん~。縫わなくてもくっつくけど、1糸縫った方が良さそうですね。縫うと化膿しそうだし、どうしますか?」
獣医師ではあるけれど、ここは、お願いする先生に任せること。
先生の判断に任せて縫ってもらいました。


今、やっと痛み止めが効いてきて、カルテに字も書ける程度に。
まだ痛いですけど。


痛み止め次第ですが、ブログの更新も、ちょっと間があくかもしれません。
痛み止めが効いていても、こういう関節痛は、動かさないのが一番の治療だから。

飼い主様に、診察が終わって、「お大事に。」と告げると、「先生も、お大事に。」といわれている始末。
お恥ずかしい限りです


相当、彼(コロ)にとっては、嫌だったんですね・・・。
でも、耳も痛がゆかろうに・・・。
痛がゆいから、イラついているところを、触られて、さらにイラッ!としたのは間違いない事実ですが。。。
咬まれた瞬間は、もう知らない!って思いましたが、冷静になると、何とかしてあげたくなってしまう、バカな私。
触らないで治す方法を、考えよっと。

コロは社会化されていないのですが、社会化と言いますと、我が家のあずき+三ばかトリオ←これ愛情を込めて(だいず、きなこ、わらび)達は、皮膚に穴が開くくらい噛み付くなんてしませんものね。
噛みつくなんていきなりせず、ちゃんと意思表示できますし、どこまでしたら相手が怪我をするかもわかっている。
ちゃんと犬同士で育っているから、犬とのつきあい方も、人とのつきあい方も学習できていて。

コロのこと(いきさつや、どの程度慣れたかなど)は、また、何かの機会に書きたいと思います。
前の飼い主さんが悪いとか、そういうことではありません。
しかし、彼も、人間社会の犠牲者の一人なのでしょうから。


とりあえず、薬のおかげで、痛みは鈍ったものの、手をこれ以上動かさないためにも、今日はこれくらいで。
って、気がついたら、やっぱり、かなり長文。





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