ケガの報告と ブログ再開
2010 / 10 / 31 ( Sun ) 10:30:45
ご心配おかけしております。

ブログを休んでいる間、今までに無い位の多くの拍手ありがとうございました!
ランキングのクリックも、コメントの記入もありがとうございます。
コメントの返信は、ブログの更新をしながら、平行して、古い書き込みの方から優先に、お返事させていただこうと思います。
本当に多くの方に支えられ・・・。
そして、飼い主さまのみならず、私のブログを定期的に、見に来てくださる方々。。。

すべての方へ。
この場を借りて、お礼申し上げます。
ありがとうございます。
そして、これからも応援よろしくお願いいたします


昨日、病院で、やっと抜糸していただきました。

今までは、1週間で抜糸してもらうことが多かった(他のスタッフも含めて)のですが、今回は、9日間(10日目)。
先生は、10日間とおっしゃっていたのですが、日曜日が入るので、前倒しにしてくださいました。
ただ、今は、まだガーゼは、当てています。
「もう少しは、傷にカットバンを当てるなりしてください。」とのこと。

腫れはずいぶん引き、青タンはあります。
あと、筋肉の腫れでしょうか?
グリグリって感じで腫れて、触ると痛いところがあります。
たぶん、この調子では、あと数週間かかりそうですね。

しかし、だいたいの仕事は、もう出来ると思います。
思いっきり、力で抑えなくてはならないような子は、別として(笑)。
力を入れたり、手をひねると、まだ鈍い痛みがありますもので・・・。

暴れない子であれば、つめ切り位は出来ると思います。
この間にも、じっとしてくれて、限界まで伸びていた子、肛門腺が気持ち悪い子などの治療も出来たので、大丈夫でしょう。
我慢してくださった方、そろそろ大丈夫ですよ。
待ってくださって、ありがとうございます。


そうそう、ちょっと話はそれます。
いや、あまりそれないかな?

これは当院にある手術器具なんですが、鋭匙(えいひ)と言うものです。
eihi.jpgeihi-2.jpg
4年前に、同じコロ(今回の加害者ならぬ、加害犬)に咬まれたときは、丁寧に消毒だけして、そのまま縫合していただいたのですが、今回は傷があまりにも深かったからか。。。

縫合するために、まず、リドカイン(歯医者さんなどで歯茎に注射する、局所麻酔)を打っていただきました。
消毒のあと、「鋭匙(えいひ)!」という先生の声が聞こえたあと、処置が始まりました。
私は、クラクラで横になり、手だけ処置台に投げ出した状態で治療してもらいました。
さすがに覗き込む元気はなく、そうは(汚い組織をとる作業)も、縫合も、想像だけです。
一掻きするたびに、ゴリッゴリッと、手の骨に振動がひびいて来ました。
しばらくして、皮膚が引っ張られる感じがして、パチンと糸を切る音。

ばい菌だらけの汚い組織をそのまま消毒だけで縫い合わすと、ばい菌を閉じ込めてしまい、化膿がひどくなります。
鋭匙(えいひ)は、そのため、汚い組織を、削ぎ落とすための器具です。

私も、必要な手術のときは使いますが、使われる方として、そして、意識下(局所麻酔なので、意識はありますから)では、気持ち悪いものですね。
骨に振動が伝わってきたので、たぶん骨膜まで達していたんじゃないか?って思います。
いまだに、骨折したときと同じような、骨の鈍い痛みが、時折襲ってくるので・・・。

あとは、時間が解決することでしょう。


現在、11月6日のOB座談会にむけて、パワーポイント(コンピューターのスライドソフト)をつかって、スライドを作成中。
手が痛くて、作れなかったので、ぼちぼち。
今の子は、なかなか授業に興味を示さないようなので・・・、しら~っとされることを覚悟で、臨まなければ。
(学校での奇抜な授業や、生活指導が問題視されていますが、それだけ、興味を持ってもらえず、先生方も苦労されているんだなという気持ちも、昨今のニュースから、くみ取れます。もちろん大人として、さらに学校の先生としては、ああいった授業や、生活指導はありえないですが。)
前に立って、緊張でてんぱっちゃいそうですね(笑)。
って、今どきの子とのコミュニケーションの取り辛さは、過去のスタッフ(短期間)で、体験済み。
ノーリアクションであるのが当たり前と思って立たないとあせるから、前もって覚悟しつつ。
しかし、せっかく病院を休んでまで、貴重な時間を割いて行くのだから、実のある時間が作れるように。
患者さん(動物)にも、飼い主様にも、ご迷惑をおかけしているのだから。

未来の獣医師を目指す高校生たちのために、心構えをちゃんと伝えたい。
華やかな世界でもなく、地味で給与も低いが、やりがいのある仕事であること。
(それ以前に、やる気を自分で奮い立たせるのが、前提ですけどね。)

もし、私の講演を聴く予定の高校生の方が、ブログを見ていたら、リアクションよろしくね!
うなずいたり、顔で表現してくれたり。
話し手は、聞く人によって、エンジンのかかり方が違うもんですよ。
面白い話をしてもらおうと思ったら、聞き手も盛り上げてください。
他のクラスの先輩の話を聞くときも、よろしく!!!

まあ、そう言っても、もう、5年位前まで、動物看護の専門学校の講師の経験もあるので、何とかなるかなぁ~なんて。
いや?
やっぱり、人種が違うかな?と、まだ、グジグジ。
話が堂々巡りになっております(笑)。


45分×2回の講演。
それが終わった後、OBの交流会があるそうで、楽しみです。
でも、次の日は診療なので、思いっきりは発散できませんけどね。


さてさて、ブログは、パワーポイントの準備と平行しながらしますね。
なるべく、通常モードで再開できるようにがんばります!


今日も、今から勉強会に行ってきます。
会場をネットで調べ、申し込みの用紙を見ると、受講票がいる???
あれれれれ?
受講票が、届いていないことに、今、気づく。
(意外と、こう言うおっちょこちょいの一面もあるのです。)
メーカーさん主催だし、入れてくれないことはないだろう・・・と祈って。
ダメ元で、行ってみよう。



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病院での出来事 TB:0 CM:2 admin page top↑
途中経過
2010 / 10 / 24 ( Sun ) 12:00:59
私が思った以上に、皆さんブログをご覧くださっているのですね。
多くの飼い主様にも、声をかけていただきました。
ありがとうございます。

そんなに見ているもんでもないのかな?と思っていたので、途中息切れして(結構、持続は大変)、間を空けようかと思ったこともありましたが、励ましのお言葉をいただき、がぜんファイトが沸いてきました。
また、手の状態など落ち着きましたら、清美キャラ(どんなキャラ?)炸裂で、書きますね。

現在のケガの具合です。

相変わらず裂けた傷の痛みは大した事ありません。
それより、奥からの痛み。
そうそう、この前は、お尻に噛み付いてきたのをかわしたと書いていたのですが、そのあと見たら、太ももに傷と内出血と青タンが出来ていました。
でも、まったく痛くない。
普通だったら痛てててて、ってくらいの傷。
だから、関節なのか筋肉なのか、この鈍いズンズンした痛みのほうが・・・。

昨日の朝は、手の痛みがずいぶん改善したように思われ、手首以外に広がっていた腫れも引く傾向を見せていました。
痛みも鈍い感じで。
そうしたら、太ももの痛みも感じることが出来るレベルまでなっていました。

1日1日調子よくなるだろうと、今朝起きると・・・。

何だ!痛いじゃないか!!!
手を見ると、日に日に引いていた、腫れは、今日は、あまり引いていない。
さらに、今までなかった、青タンがういてきた。

10月21日の朝1番で負傷して、もう、丸3日。
傷より捻挫のような、そちらの痛みの方が、ひどいです。

26日には、わんちゃんの大き目の手術があるので、それまでにはせめて手が動くようにしなければ。
動かないときは、強めの痛み止めをもらっているので、それを使って気合で乗り切ります。

それまでは、力仕事で緊急性がないこと(爪切りなど)に関しては、延期してよいですか?とのもうしでに、快くOKいただけているので、助かります。

昨夜は、11月6日のOB座談会(この日は、臨時休診です)の打ち合わせ会議。
今日は、これから勉強会。(ちなみに来週の日曜日も勉強会。)

傷自体は、目立たない感じでよくなってきています!!!


もう少し落ち着いたら、またブログ書きますね!

そうそう、コメントの返信も、落ち着いてします。
心を込めて、いつも書いているつもりなので、もうちょっと余裕が出来るまで待っていてくださいね。
それから、返事は遅くなりますが、コメント、受け付けておりますので、どんどん気軽に書いてくださいね。
応援の拍手、ブログランキングのクリックも、楽しみにしています。



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病院での出来事 TB:0 CM:2 admin page top↑
右手が・・・。
2010 / 10 / 21 ( Thu ) 15:48:07
ドジしました。
居候犬(ペットではなく、事情があって病院に来た犬)に、不覚にもやられました。
獣医師としては、恥ずべき事です。

自分で言うのもなんですが、結構逃げるのも、予想するのも上手い方で、他の先生方と比べて、大きな怪我はしたことがあまりなかったのですが・・・。
今回の痛みは、獣医師人生の中で、最大級でした。
(学生時代の骨折は別として。)


コロは、皮膚が弱い子なので、秋になって、耳の炎症が強そうで、パタパタ痒そうにしていて・・・。
危ない子(ケガ人続出で、現在、私と父しかケージから出すことが出来ない)であることはわかっているので、用心して、耳の中をのぞいたのですが、気にくわなかったよう。
というか、超ビビリマンなんですよね。
痛い事されるかと勘違いして、やられる前にやっちまえって。

がぶっと右腕の手根関節の上を咬まれ、ぶるんぶるんと、振り回されました

咬み傷は、さほどの痛みでは無いのですが、とは言っても、縫合してもらっています
それ以上に、関節痛の方がひどくて、傷の痛みがへっちゃらレベルです。
なので、どれくらいの痛みか想像つく?いや、つかないですよね。

はぁ~。
咬まれた瞬間は、食い付いて離さないし。
引っ張ると大けがするなって、一瞬で思ったので、そのまま振られてしまった。
痛くて痛くて仕方なかったのですが、引っこ抜けなくて。
だから、傷は思いの外、裂けずに、横方向ではなく、下方向の大穴で収まった。
その間、1分以上はあったと思う。
痛みに耐えながら。

神経や血管が切れたかな?って思うくらい、強烈に。
15kgクラスの犬なので、力が強いんです。
噛み方も知らないし、無茶苦茶なんです。
社会化を全くされていないので、嫌だと言うことを人に伝えるのがうまくできない子なのです。

離してくれたなと思った後も、案の定、おしりに向かって攻撃してくる始末。
私は袋小路の所にいたので、逃げ道もなかったのですが、何とかかわせました。
彼の次の行動を、予想していたので。
その後、とにかく、正気に戻ってもらうように、冷静に対応して。

だから、この仕事、あまり鈍くさいと無理ですね。
ほどほどの運動神経をもっていないと、もっと大けがになる。
そして、状況に応じた、とっさの判断が必要。


激痛にもだえながら、痛みを抑えようと、ドッグランの水道で手を冷やしていたら、「あ~血が出ている・・・。」
私は、骨折も経験しているからわかるのですが、痛みって、後の方がだんだん感じてきますよね。
はじめは、ショック状態だから、痛みがわかりにくいんですよ。
でも、体が冷静になると、脳が痛みを教え始めます。

数分後、クラクラし始めました。
目の前に星がチカチカ
立ちくらみのような血圧低下の症状。

咬まれている最中、犬がすごい声を出していたのに・・・、誰も気づいてくれなかった
でも、逆にそれが良かったのかも???
みんなで大騒ぎしていたら、もっと興奮して、ケガの範囲も増えていたかもしれないから。
(プラス思考で考えよう。)

冷静を装って、病院内に入って、犬のケージに置き、「痛みで、手が動かないから、(人間の)病院に行ってくる。」その言葉で何があったか、やっとわかってくれたよう。
傷くらいだったら応急処置をして、(人間の)病院に行くのは、お昼休みの時間でも良かった。
でも、手が全く動かない。
これは痛み止めをもらわなくては・・・と、病院を開けっぱなしにして、看護師さんに留守番してもらい、朝一番の受付で診察してもらった。
咬まれた直後、私の顔は、唇は真っ青になっていたそうです。
すごいショック状態と低血圧だったのでしょう。
めまいを覚えながら、車を運転し、病院に行きました。

病院に到着し、レントゲンも撮ってもらいましたが、骨に異常は無し。
でも、強い関節痛で・・・。
待っているときも、気分が悪かったです。

先生「ん~。縫わなくてもくっつくけど、1糸縫った方が良さそうですね。縫うと化膿しそうだし、どうしますか?」
獣医師ではあるけれど、ここは、お願いする先生に任せること。
先生の判断に任せて縫ってもらいました。


今、やっと痛み止めが効いてきて、カルテに字も書ける程度に。
まだ痛いですけど。


痛み止め次第ですが、ブログの更新も、ちょっと間があくかもしれません。
痛み止めが効いていても、こういう関節痛は、動かさないのが一番の治療だから。

飼い主様に、診察が終わって、「お大事に。」と告げると、「先生も、お大事に。」といわれている始末。
お恥ずかしい限りです


相当、彼(コロ)にとっては、嫌だったんですね・・・。
でも、耳も痛がゆかろうに・・・。
痛がゆいから、イラついているところを、触られて、さらにイラッ!としたのは間違いない事実ですが。。。
咬まれた瞬間は、もう知らない!って思いましたが、冷静になると、何とかしてあげたくなってしまう、バカな私。
触らないで治す方法を、考えよっと。

コロは社会化されていないのですが、社会化と言いますと、我が家のあずき+三ばかトリオ←これ愛情を込めて(だいず、きなこ、わらび)達は、皮膚に穴が開くくらい噛み付くなんてしませんものね。
噛みつくなんていきなりせず、ちゃんと意思表示できますし、どこまでしたら相手が怪我をするかもわかっている。
ちゃんと犬同士で育っているから、犬とのつきあい方も、人とのつきあい方も学習できていて。

コロのこと(いきさつや、どの程度慣れたかなど)は、また、何かの機会に書きたいと思います。
前の飼い主さんが悪いとか、そういうことではありません。
しかし、彼も、人間社会の犠牲者の一人なのでしょうから。


とりあえず、薬のおかげで、痛みは鈍ったものの、手をこれ以上動かさないためにも、今日はこれくらいで。
って、気がついたら、やっぱり、かなり長文。





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獣医ドリトル
2010 / 10 / 20 ( Wed ) 16:19:02
ここ何年も、ドラマは、続けてみることが出来ていません。(飛び飛びもあまりないかも?)
唯一、ゲゲゲの女房は、朝出勤の準備の時に、見ることが出来ました。
普通のドラマは、残業や緊急手術など、とても不規則な仕事なので、時間を決めて見ることは出来ないので、見ようともしていません。

TBS系列で、日曜夜9時から、獣医師のドラマが始まりましたね。
『獣医ドリトル』
「ペットは、癒しか、ビジネスか!?」なんて。
CMで見たときは、「ああ~、また、変なドラマを作ってるよぉ~~~。何がビジネスだよ!」
なんて、若干、冷ややかな気持ちでした。
しかし、獣医師としては、どんなドラマか、1回くらいは見ようという感じで、テレビをつけてみた。

おもしろい!
これは、意識して続けてみたいなって思いました。

①突っ込みどころ満載で。
②私たち獣医師が言えない事を、ガンガン言ってくれるから気持ちいい。

医療系のドラマが始まると、必ずどんな機器を使っているか、見てしまう。
自分の病院と、同じものかどうかなども。
今回は、人工呼吸器が同じだったなって。
人間の医療系のドラマでも、同じ機器を使っていることは多々あって、どれどれ?なんて見てしまう。
本も「おお、もっているのと同じだぁ~。」なんて、若干ミーハー的な。(^^;

突っ込みどころは、とりあえず、見つけただけでこんな感じ。
まず、注射器の空気。
すごいたくさんの空気が残ったまま、注射するんだぁ~。
もう少しスマートな空気の抜き方を教えてあげたら、格好良く決まるのになぁ~なんて。

手術時、帽子から髪の毛がはみ出てしまっているし。
あれだと、最先端医療って言えないぞ!

頭蓋骨をあけるのに、ドリルの先端からあんなに離れて把持したら、手元ぐらぐらするでしょ?

ってな感じかな?

なんて、医療系ドラマは、見ながら突っ込みを入れ、それが面白かったりします。

こんな楽しみ方は、マニアックな楽しみ方で。。。
そして、その程度の間違いは、どのドラマも同じ事ですが・・・。

今回、このドラマは違うぞ!と思ったのは、私たちの言えない事をガンガン言ってくれる。
これ大賛成!


これからのセリフは、書こうと思って覚えていたわけではないため、発現を忠実に再現できていません。
ニュアンスになりますので、ご了承ください。

「だれが、動物医療は安いものと決めたんだ!」
いいぞいいぞ、もっと言って。
毎回言って。

特に、人間も含め、そもそも日本の医療費は安い。
そして、人間は保険がきく。
動物は、国が補償する保険は無いけれども、高額医療が心配であれば、ペット保険に入れば、安心。
動物病院は、任意のペット保険に入らない限り、10割負担です。
保険証を持たずに、人間の病院に行っているのと同じです。

だから、高いというのは、獣医療に対してどのように考えているのかと思う。


「動物はものを言わない、その中から、どういう病気か見つけ出すことは大変なこと。」 
そうだそうだ!
本当にそうだよ。
診察台に乗せた途端に、「うちのこの病気なんですか?」なんて言わないで。
それを診るために、これから時間をかけるですよ。
そして、元気ないって言ったって、痛いのか?、だるいのか?、気分悪いのか?いろんな理由があるんだから。
食事量、排泄の状況など、質問しても、何も観察せず、わかりませんという飼い主。
ものを言わない相手に、見ただけで、何でもわかると思わないでください。
そんなに簡単なものではありません!!!


「こんな、データーもあまりない動物の手術をするのは、危険も伴う。そこまでのリスクを背負ってやっているのだから、高いと言われるのは・・・。そして、うまくいかないと失敗と見なされ、訴訟に持ち込む。」
どんな手術であれ、自分が出来ないから、託しているわけだし、たとえ避妊・去勢手術であっても、どれだけ大変な作業かもわからず、高いと簡単に言う人たち。
命がけで全身麻酔をかけ、一つの大きな臓器を取るんですよ。

さらに、東京のほうでは、訴訟が増えているらしい。
確かに、業務停止になるくらい、ひどい獣医師も過去いました。
だから、訴訟という気持ちもわからなくは無いが、まず冷静に考えてみませんか?
きちんと、人間として獣医師と向き合えば、こんなことは、起きないと思うのです。

憎しみは、何も生まない。
お互い傷つくだけ。
飼い主様の辛い姿。
獣医師と争っているそんな姿を見て、一番悲しむのは、あなたのペットではないでしょうか?
天国からでも、「お父さん、お母さん、そんなことしないで!」って、悲しい目で見つめているかもしれませんよ。

誰も幸せになれない、こんな悲しいことにならないために。
何か困ったとき慌てて、託すのではなく、普段から気軽に行けるかかりつけの病院を作ること
ただそれだけの努力をするだけで、良いのです。
病院に予防や、体重管理、食事指導などだけでも良い。
だいたいの子が、常に病気や怪我をするわけではないので、こういう付き合い方になります。
地道に、病院に通っていただくだけで、飼い主様の性格や、どういった治療を希望されているかわかることもある。
そういう情報は、私にとっては重要です。
治療の方向性を、より飼い主様と動物の性格にあったものを提案することが出来る。
だから、普段から腹を割って話をしませんか?
(上手くいかないケースも無いわけではないですが、間違いなく、飛び込みの方と比べると、飼い主様×ペット×動物病院=協力的な医療が出来る)

そうすれば、気持ちのすれ違いを防ぐことも出来るのではないかと思います。
結果、飼い主様もペットも納得のいかない医療で高額請求。そして、訴訟。
そんな道をたどらなくて、よくなるのではないかと思う。

高額か、そうでないか。
それは、最終的に、満足度に左右されるところもありますよね?


別の獣医師の発言。
「人間の医療は、ホモサピエンスという一種。獣医療は、すべての動物が相手。それで、すべて出来ると思われても困る。」
私は、犬・猫・うさぎ・ハムスターを診療しています。
それだけでも4種類。
よく、犬猫病院といいますが、その犬と猫だけでも、2種類。
猫は、小さな犬ではないと、私たちの世界では言われます。
犬と猫は全く違います。
だから、都会では、猫専門病院も出来ているくらい。
ましてや、完全草食獣のうさぎと雑食獣のハムスターも全く違う。

たくさんの知識量を、要求される仕事です。
だから、こんなこともわからないのか?的な、そういうの、傷つきます。
詳しくは、こちらに思いを書いています。→インターネットの弊害と自己診断

そして、同じ犬でも、超小型から超大型まで。
一つの例として。
それに対応するために、気道確保のための気管チューブというのがありますが、そのチューブのサイズも20種類近くのサイズを用意している。
手術技術も、小さい子と大きい子では、術中の臓器の引っ張り具合も、切開の大きさも全く違います。

うさぎなんて、毛のもつれをとかすのに、ちょっと強く引っ張っただけで、皮膚がはがれると言ったくらいもろかったりする。
そんな子の手術をするのです。

獣医療とは、とても繊細な仕事なのです。 


もっと、この番組を見て、獣医師の気持ちをわかってくれ!!!って思います。
私たち獣医師は、動物が好きで、何とかしたいと思う。
しかし、信頼関係の築けていない相手だと、下手に手を出すと、あとで、すごいとばっちりになる。
この悪い連鎖を断ち切らねば、一番困るのは、動物なのです。


小栗旬という俳優は、特に好きな俳優ではないけれど、でも、すごく男らしく見えるぞ!!!

ドラマの中の動物病院は、年中無休だし。
医療費も、とても高いし。(でもドラマだから、一つの表現方法として、これくらい誇張してもらっても、良いと思う)
すべての動物を診療するとか。
その他さまざま、突込みどころ満載で、若干、偏ったこともあるけれども。
ドラマだから、仕方ない。
でも、『獣医ドリトルは』なんか良いなぁ~~~。

私たちの気持ちを代弁してくれるのか?
このドラマは、私たちの敵か?見方か?

原作者は、友人に獣医師がいるのではないか?と思うくらい、第1話での時点ですが、私たちの繊細な気持ちを表現しているように思った。

今後のドラマの展開に、期待したいです。





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きのこ狩り
2010 / 10 / 18 ( Mon ) 15:52:00
とある10月の休日。
7年ぶりくらいに、きのこ狩りに出かけました。

と言うのが、以前は、毎年採りに行っていました。
やめようと思った年の頃は、取れる数が少なくなってきていたからです。
松林も、荒れ放題になっているし、それで生えなくなってきているのでしょうね・・・。

さらに、私の場合、土曜日は、診療があるから出かけられない。
で、次の日曜日に行っても、取られたようなあとだけで。
その2つの理由で、やめていました。



久しぶりに気分転換で出かけることにしました。
しかし、今年は、猛暑のため、時期がずれているのかどうかわからないまま、ダメもとで。

通常収穫するようなきのこは当然無く、取り忘れや、あえて採らないようなきのこを見つけた感じ。
だから、普通の方は、本当はこんな虫食いは、取りません。


これは、アミタケと言う種類のきのこです。
松林に生えています。
どこでも生えているというわけでもなくて。
生えている詳しい場所は、乱獲を避けるために、内緒です。
ちなみに、私有地でもなく、植物その他、採取禁止場所でもありませんよ。
amitake-1.jpg
これは、並べたわけでもなく、松ぼっくりと、アミタケ2つと、小さな松と。

裏はこんな感じで、網アミです。
amitake-1-ura.jpg
こんなにたけたものは、きのこ取り名人は取りません。
とりあえず、その日一番にめぐり合えたので、写真をパシャリ。

しばらくして、もう少し程度の良いもの発見。
でも、これでも、開いているほうです。
ただし、マツタケ同様、開いているほうが香りが強いので、つぼみより、たけているほうが、私は好き。
amitake-2.jpg

虫食いはあるものの、先ほどのものよりは、程度良いでしょ?
きれいな網目模様です。




次の写真は、チチアワタケと言います。
アミタケと同じような時期に、同じような場所に生えます。
見比べないと間違えます。
写真で比較すると違うのですが、自然に生えているのでは、同じような感じで間違えます。
実際、久々に取りに行ったら、間違えました。

しかし、これも食用です。
何といいましょうか?
アミタケより、茶が濃い感じ。
イメージ的に傘がしっかりしている。
titiawatake.jpg

裏面の網アミが、アミタケと比べると、細かい。
これは、若くないので乳は出ませんが、若いきのこは、傷をつけると傘の裏から白い乳が出ます。
titiawatake-ura.jpg


チチアワタケの話に脱線しましたが。


アミタケは、ゆでると、こんな紫色になります。
初めてのときは、びっくりすると思います。
(チチアワタケは、あまり色は変わらず、黄色い感じかな?)
amitake-yude.jpg

少しヌメリがあり、歯ごたえがいい。
香りも松葉の香りがして。
お吸い物、うどんなどに入れると、とても美味です。


おまけで、一緒にお供をした、だいずです。
いっぱい草の実がついてしまいました。



ちなみに、こんなきのこも生えていたりします。
他の種類もありました。
が、不明なものは、手を触れないでください。
誰も採っていないところをみると、毒キノコか、食べても美味しくないきのこです。
kinoko-fumei.jpg
↑これは、よくわからないきのこ。
食べないように。(もう一度注意書き)

図鑑など、写真くらいでは、見比べるのが難しいものもあります。
アミタケと、チチアワタケは、経験するとわかりますが、写真だけだと、まずなかなか見比べにくいでしょう。
幸い、チチアワタケは食用なので、大丈夫ですが・・・。



写真を見て、これに似ているからと、きのこを、採取するのは危険です。
きのこ取りは、知識のある方の指導のもと行ってください。
くれぐれも、この写真だけで、きのこを採りに行くようなことをしないでくださいね。


街中に出かけると、とても疲れるんですが、野山に行くと、出かけているにもかかわらず、不思議と疲れが取れるんですよねぇ~。
アウトドアなんてシャレた遊びは出来ないけれど、こんな、野生児のようなことをするのが好きな私です。

サバイバル合戦。
絶対1位を取るぞ!(←おいおい、いつそんな大会があるんじゃい!




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