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18年目突入!
2017 / 08 / 22 ( Tue ) 21:15:00
2000年の8月22日に、当院は上白水でスタートしました。
そして2007年に、手狭になったので白水ヶ丘へ。
あっという間の17年間。
そして今日から18年目。

ちなみに、オリンピックの2020年には、20周年です☆
だから、そう言う意味で、2020年は楽しみです♡
は~やく、来い来い、2020年~~~♪

はいはい。
元気出して、モチベーションあげて(*^▽^*)。
精神的にも体力的にも大変な仕事だから。
たまにはお茶目に。

新しいスタッフも増え、診療もごく一部を除き、通常診療に戻せました。
金曜日の夕方は制限がありますが、
それを除くと、人数・質ともに、すごく充実しています。

これからも、動物の福祉を考えた動物病院作りに、取り組みたいと思っています。

実は、
動物福祉に力を入れることで、殺処分を減らせるのです
きちんと飼えば、捨てる理由が無くなるんです。
レスキューにも限界がある。
保護や譲渡にも限界がある。
だからこそ、捨てられる数を減らす為に、良い飼い主さんづくりに力を注ぐ事は、
間接的なボランティアですし、動物福祉を守る事でみんなが幸せになれるんです。

動物本来の本能を引き出す飼い方だったり。
問題行動を予防する飼い方。
もちろん福祉の中には、快適な生活環境や、食事や水、予防も含まれます。
『5フリーダム(ファイブフリーダム)』を調べてみて下さい。

動物の精神的な安定は、病気の予防にもなるし、しっかり動物と向き合うことで、仮に過酷な状況に飼い主がおかれても、処分するという選択肢には至りにくくなる。
本当に、心から大切な存在に、変わりますからね。

それから、ペットロス問題にも一石を投じられるかもしれない。
しっかり精一杯、自分の気持ちにしっかり折り合いを付けて、きちんと福祉に配慮して向き合う事で。
納得出来る気持ちから、悲しみが幸せに変わるかもしれない。
お互いに命有る身だから。
絶対に、お別れは避けられないのだから。

で、動物の福祉に力を入れる診療に取り組みはじめたら、結果、動物が長生きするようになったって思うんです。
例えば、すごくわかりやすい例として、『させてくれない事』が減るでしょ?
お薬を飲ますのに、目薬をするのに、歯磨きをするのに、その他ケアーをするのに、『噛まれる』や『引っかかれる』ような、そんな飼い方をしていたら、出来ることの限界も出来ますもんね。

わんこの場合で、当院のかかりつけの子で、目薬が出来ない子って、今はかなり少ないですね。
はじめは苦手でも、皆さん上手になられます。
逆に、目薬が大好きになる子も多いですよ。
残念なお話ですが、以前、噛み付いて十分目薬が出来なくて治らないのに、私がやぶ医者だからって言われた方も居ましたね・・・(^_^;)。
目薬もさせず、ちゃんと再診に来なかったら、そもそも無理なのですが。。。
おそらくやむを得ず噛まなくてはならないような心理にまで、追い込まれる理由が、わんこちゃんに有ったのでは無いかと想像します。
診察ではとてもおとなしい子でしたし、優しい目をしていたんですけどね。

食べ物の好き嫌いもそうです。
あれ食べない、これ食べないをさせていると、味の濃い、体に悪い食事にシフトしてしまいます

さらに、奥深いところには、心の安定によるストレス軽減が、本当に基礎疾患の増悪を防いでいます。
皮膚病の増悪要因としてメンタルのコントロールというのは、とても有名な話です。
メンタルから皮膚科疾患なのか、
皮膚科疾患からメンタルなのか。
そんな事も講習会で言われ始めた時代です。

そして、穏やかに傍らで寝ている姿は、本当に私たちの心を安らかにしてくれます。

ちょっと脱線しますが、寝ているところを無理矢理起こして、ちょっかい出すなんて止めて下さいね。
そう言う方の話を聞くと、犬が噛む、猫が引っ掻く、信頼関係が破綻してそんな事にまでなってしまっている事も。


ドキッとさせない事、不安にさせない事。
そんな事に力を入れ。
ずっとお家に居て一緒に居るとかじゃないんです。
動物にとっては、「お留守番しても、必ず帰ってくるから」と信用して、だから寂しがらないとか・・・。
物音に反応して、ドキドキしちゃうと言う事を防ぐ練習をしたり。
問題が起きてからの修正は、本当に大変。
だから、『今、大丈夫ですけど!』なんて言っている方にも、そうなる可能性がある事をしっかり伝え、そうならないような予防に力を入れ。
私は、よく、『無駄に心拍数を上げないようにしよう』と言っています。
イメージとしては、楽しい事でのわくわくでの心拍上昇では無く、心臓が痛くなるような気分の悪い心拍上昇をさせない感じ。

それから、こう言うことに常に配慮して飼う飼い方が身についている飼い主さんは、些細な事を見逃しません。
また、気づいてもスルーをする事も無いです。
自分の都合より、動物の健康への配慮の気持ちが強いです。
早い解決に導けるし、こじれないのです。
そして、“飼い主さんの言う” 突然死の確率が減ります。
そして、獣医師やぶ医者説も少なくなります(笑´∀`)。
飼い主さんの言い分を聞いて、客観的立場から判断して、獣医師さんが悪者にされるケースは多々ありますからね。


福祉を考えるってすごく奥深いです。
それらに、実感して下さる方、すごく感動して下さる方が
本当にたくさん居ます。
多くの例の中の本当にごく一部の例ですが、
子犬で、診察台に乗って、かんしゃくを起こすレベルで要求吠えをしている子が、診察が終わって帰る頃には鳴き止んで、次の診察の時は、要求する時間が短くなって、すごく変わったなんて事はしょっちゅう。
そんなときは、わんこの目も優しくなっているんですよ。
飼い主さんが、がんばって治せなかった事を、一瞬で治したなんて事。
よくあります。
こじれる前の相談と、素直に受け入れて下さる気持ちがあったら。
プロとしてのちょっとしたアドバイスが、ここにあります。
もちろん、飼い主さんが持続して実践出来ていない場合は、簡単に戻りますし、逆にひどくなってしまいます。
中途半端な行動修正の繰り返しは、逆に強化子となり、問題行動を定着させてしまいますので注意しましょう。


まあまあ、そんな事って、ある意味お節介なんです。
お節介が嫌いな人を減らすのが、動物との幸せな生活を導く事になるし、殺処分を減らす近道で、元気で長生きに導く一つのヒントで、またそのスキルを更に身につける勉強もしています!
お節介では無く、それって楽しいよね!に持って行けるように、ガンバらにゃなぁ~~~。
ほんと良いサイクルで回り始めると、本当に楽しいんですよ。
これが動物を飼う神髄って言うか。
だから、それにまだ気づけていない方は、お金と時間かけて、苦行をしているだけの事も。
ほんと、もったいない事です。
ホント楽しいから♪

だけど、これらの事って、動物を飼う上で基本の『き』の字なのだけれども、多くの動物のプロがきちんとしたお話が出来ていなかったり、ご自身でも出来ていない事が多い。
だから、そこから、本当は問題が起きている事がたくさん有っても、気づいてあげる事すら出来ていない事もあるなんて考えると、とても恐ろしい事では無いでしょうか?

私自身も飼い主の一人として、動物たちには全力投球。
自分が大人になって、「動物をまじめにきちんと飼いたい」、「病気になった時に自分が治したい」って思ったから、獣医師になった。
マニアだから。

良い状態で飼う為のプロでありたい。
病気の治療はもちろん。
ええ、動物病院ですし、獣医師ですから。

でも、近年の獣医師に求められている物の中に、そもそもそこに行きにくい体質作りと言いますか。
諸外国などでは、動物の福祉って、当たり前ですね。
日本ではまだまだ知られていないので、広まりませんが。

だから、一見獣医療とは関係なさそうな、マッサージの勉強会なんかにも行っちゃうの。
でも、動物のプロとして必要な知識の原点は間違いなくありますよ。

そして、私の信念。
自分の飼っている子にしないよな~と思うような治療は、提案しない。
食事も予防も治療もそう。
これは、獣医師になって、ずっと一度も曲げた事がない事。
いままでも。
これからもずっと。
これが、多くの飼い主さんからの信頼なんだと思います。
この信頼関係が、明日への治療へのパワーになります。

私の場合、現在の年齢(ナイショ)-24歳(6年生卒業時の最少年齢、大学浪人や国試浪人の方は、この年齢がもう少し上がります)+学生時代の臨床系(外科)研究室に所属(3~6年生の4年間)=私の小動物臨床経験年数です。
実務経験は、学生の時は入れられませんけど、研究で採血や検査、手術助手(縫合など:患者さんでは無い)もすでにしていましたから。
小動物臨床一途で。
そんな私が、原点回帰がすごく重要である事を実感しています。

やっぱりガンバらにゃぁ~♪と思った18年目のスタートでした(笑´∀`)。
これからも、常に新たな病院の形を提案していけるよう、がんばりますね!

みんな!
一緒に、本当のペットライフを楽しもうよ!!!

つらいこともいっぱい有るけど、それを楽しみに変えて、また明日からがんばるにゃぁ~!
(気がつけば、今日のブログは、ときどき猫になっている私・・・)


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動物の夜間救急の先駆者
2017 / 01 / 27 ( Fri ) 19:30:00
私の東京時代に大変お世話になった先生が、今回の女性自身で特集されています。
今ではとても有名で、多くのメディアに取材を受けております。

全然偉ぶっていないし、本当に優しい先生です。
ですが、私は恐れ多すぎて、本当に緊張します。
でも、気がつけば、和やかにお話しさせていただいている(^▽^)

ちなみに、今度の1月30日(月)NHKのプロフェッショナルでも取り上げられますので、よかったらご覧下さい。
170127-1.jpg

170127-2.jpg

この記事は本当に先生のお人柄を的確に書かれています。
私が先生のことを紹介する際の内容がすべて。

普段は、サンダル履きで、本当に着飾らない方です。
でも、お友達には私たちでは、とてもとてもという方が。一般市民はまず無理な方。
書くのも躊躇するような方です。

東京で動物の夜間救急を立ち上げたのも先生。
しかも、救急車で駆けつける方式。
ちょうど私がまだあちらにいたころに、この構想が動いていました。

アニコムの立ち上げの時に、アドバイザーとなったのもぽっぽ先生。

バングラディシュの大学を卒業され、日本で獣医師免許取得の際、日本の大学に行っていないから免許が取れないと言われたのを取れるようにしたのも先生。
だから、第1号。

書き切れないくらい、普通の発想ではなく、そして、いつまでも元気でパワフルな方。
だからこそ、私は大好きな先生です。

私とぽっぽ先生とのつながりは、代診時代の院長がぽっぽ先生とお友達だったこと。
そのつながりで、毎週木曜日に先生の病院で開かれる勉強会に金魚の糞のようについて行っていたことです。
先輩獣医師が卒業したあとの2年間も、代診先の往診車を借りて杉並まで夜車を走らせてお邪魔させていただいていました。
だいたい夜10時くらいに集合だったかな?解散は1時くらいだったか?
先生方は仕事が終わり次第、1人来てまた1人来てと言う感じ。
アットホームな座談の中に、いろんな事を学ばせていただきました。
もちろん、手術にも立ち会わせていただき、恐れ多くも助手をさせていただいたことも。

いまだに可愛がっていただいています。

今回も、年末にふと、「塩田先生という方からお電話ですが」とスタッフから。
あ、ぽっぽ先生!
電話に出ると、週刊誌に載ること、テレビに出ることを教えて下さる内容でした。


この記事、本当におもしろかった。でも、内容が濃すぎて、まだちゃんと読めていません。
永久保存版で、ゆっくり読みます。
よかったら書店で買われて下さい。

そして、プロフェッショナルも夜間救急の先駆者としての塩田先生だけではなく、動物関連の方が合計4人出るようです。
楽しみにしています。

先生がいつまでもお元気で、生き生き活躍されているのを、福岡の地で刺激を受けています。



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『風評被害』と言うのを、もう止めて下さい
2015 / 05 / 11 ( Mon ) 13:00:00
いつの頃からだろう・・・。
やたらと、風評被害って言葉が、テレビの中を駆け巡るようになったのは。

私は、風評被害という言葉が嫌いです。
大丈夫か大丈夫では無いのかが、心配なのは当然のことで、心配していることを責める権利は、そういう人たちにあるのでしょうか?

むしろ、「大丈夫だから」と連呼されればされるほど、不安になる。

だって、みんなウソつくでしょ。
あとになって、ああ、ごめんなさい。
想定外だったって。

この想定外って言葉も、私は嫌いです。

そうでは無くて、客観的に、状況を伝えれば良いだけ。
それをどう判断するか、考える頭があれば、一人一人が判断すること。

そんなに心配する事態じゃない場合、そういう言い方をするのでは無く、理論的に客観的に伝えること。
科学的なこと、論文など添えながら。
主観や感情は、交えないこと。
これが今の報道には無い。

だから、余計に不安になる。


そして、考える力を失った国民が増産される。

そもそも、それが風評被害が生まれる大元なんじゃ無いかな?
風評被害という言葉を連呼することが、国民の不安を増幅させていることを分かって欲しい。


『風評被害』という言い方を、まず止めよう。
そして、冷静に、ウソ偽りなく状況を伝えていこう。
信じてもらいたければ、信じない人を責める前に、ウソを付かない自分が居て、誠意を見せて信じてもらう努力をするのが人間ですよね。
ていねいに、相手の不安を取る努力。

それが、国民の不安を和らげ、みんなが安心して行動できる最善の方法なんです。
と・・・私は思います(@^▽^@)。



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